こんにちは、山口です。
2020年はコロナで世界中が経済的な大打撃を受け、今も大変な思いをしている方が数多くいらっしゃると思います。弊社飲食店のグランジュでも売上がかなり苦戦していますね…。国でもGo Toのような施策で支援してもらってますが、我々の住宅業界では国土交通省が経済対策をすることが決定しました。
それが「グリーン住宅ポイント」です。住宅の購入やリフォームなど対象にポイント付与され商品と交換できるので、今後予定がある方には今回の施策は朗報ですね!2月15日現段階ではあくまで決定しただけなので概要だけ書きますが、今後住宅関連でお金を使う予定がある方は要チェックですよ!
目次
グリーン住宅ポイントとは…
「公式サイト」より

住宅関連の需要喚起としてですが、せっかく替えるならエコや防災、テレワークなどの感染予防機能を備えたものでやってください、ということですね。そういった商品であればポイント付与の大義名分も立ちますし、最新のトイレやユニットバスなどの水回りの設備はとても進化しているので、これを機にリフォームしたり住宅購入でちょっと得したりするのもアリですね!
グリーン住宅ポイントの対象は?
今回ポイントを獲得できる対象は
・対象となる住宅の建築工事の発注者
・対象となるリフォーム工事の発注者
・対象となる住宅の購入者
となっており、これらを対象に令和2年度第三次補正予算で1,094億円の予算が組まれました。ポイントの予算については上限があるため、予算がなくなり次第終了となります。
グリーン住宅ポイントの適用範囲は?
住宅といっても範囲がとても広いですが、一体どういった内容が対象となるか?ポイント対象は主に4つ。
新築住宅の購入
- 契約時に建築1年以内、第三者が未入居の住宅
- 一定の省エネ性能を満たす
- 購入者等が自ら居住(1人1回)
- 30万~100万ポイントを発行 等
・既存住宅の購入
- 019年12月14日以前に建築された住宅
- 売買代金が100万円(税込)以上
- 購入者が自ら居住(1人1回)
- 申請は入居後(完了前申請不可)
- 15万~45万ポイントを発行
- 同一住宅は1回まで
(購入前の第三者ポイント発行を含む) 等
リフォーム工事
- 賃貸住宅へのリフォームも可
- 工事の内容に応じてポイント発行
- 最低5万ポイント以上の工事
- 1,000万円(税込)以上は工事完了前の申請も可
- 上限内で同一住宅でも複数回の申請可 等
賃貸住宅の建築
- 全戸がトップランナー基準で
床面積が40㎡以上 - 棟単位で申請
- 戸建住宅や店舗等の併用住宅は不可
- ポイント利用は追加工事のみ
(2022年1月15日までの完了報告が必須)
となっています。これらはそれぞれに応じて付与されるポイントもあるので詳しい内容については公式サイトでご確認をお願いします。→公式サイト
ポイントの申請期間は2021年4月(予定)~10月!
ポイントの申請ですが、内容によって完了前申請と完了後申請があるので、上記の項目がどちらに該当するか確認する必要があります。

※公式HPより
まだはっきりした詳細が決まってないのである程度の情報しか載せられませんが、詳細については公式HPをチェックしてみてください。
グリーン住宅ポイントの利用について
さて該当する項目に応じで獲得できるポイントですが、新築購入で最大100万ポイント、リフォームで最大60万ポイントが獲得できます。しかしポイントが使えるのは5万ポイントからなので、トイレだけなど一部のみリフォームでは払い出しがされないので注意です。
またポイントは政策テーマに該当する商品と交換するか、「新たな日常」に必要な追加工事に使うことができます。詳細についてはこちらの特設サイトでご確認ください。nexでも交換商品をご用意する予定ですのでそちらについては後日追ってお知らせできればと思います。
交換できる商品は?
ポイントは商品は下記の内容に準じたものになるようです。
- 「新たな日常」に資する商品
- 省エネ・環境配慮に優れた商品
- 防災関連商品
- 健康関連商品
- 家事負担軽減に資する商品
- 子育て関連商品
- 地域振興に資する商品
充てられる工事は?
- 「新たな日常」に資する追加工事
- ワークスペース設置工事
- 音環境向上工事
- 空気環境向上工事
- 菌・ウイルス拡散防止工事
- 家事負担軽減に資する工事
- 防災に資する追加工事
となっています。
まとめ
2月15日から始まっている制度ですが、この記事を書いている20日現在でもまだ分からない部分があるため、ここでの紹介は控えさせていただいています。関連する工事が完了する前に申請するものもあるので、ご自宅で気になるところがある場合、一度対象になるかご相談いただければと思います。
ではまた!