インテリア

ファサードって何ですか?理解するための5つのポイントを詳しく解説!

こんにちは!阿部です。

以前ファサードの意味やワードについて簡単に書かせて頂きましたが、今回はもっと深堀していこうと思います。

ファサードとは、どんな意味があって、一般住宅とどのような関係があるのか知りたいというお客様が多くみられるようになりました。

ファサードとはフランス語に由来し、建物の外観のことを意味していて、英語のfaceと同じ語源をもつとされています。公共的な建物、店舗、マンション、一般住宅では重要視されることが微妙に違ってきますので、ここでは特に一般住宅のファサードについてクローズアップしています。

一般住宅のファサードについて考えるときのポイントは、建物の外形、住みやすさ、インテリア、周辺環境、プライバシーの5つと考えられます。この5つに優先順位はなく、互いに相補的で相乗効果を生み出す関係と捉えてください。

この記事では、ファザードとは何かを理解するために、この5つのポイントについて解説していきます。

ファサードという言葉のもつ意味

「ファサードって建物の外観のことでしょ」と思われている方は、ファサードを理解するのに、なぜ上記の5つのポイントが必要なのか疑問をもたれているでしょう。

建物の外観の印象をファサードと呼ぶことに間違いはありません。ただ、最近、建物の外観と機能の両面からファサードを考える傾向が見られるようになりました。

例えば、外壁ガラスやルーバーはファサードを構成する大切な要素であると同時に、室内環境に影響を与え、光熱費などのエネルギー消費量にも関わっています。また、耐震改修は建物の耐震性能を向上させますが、ファサードにも大きな影響を与えるものでしょう。

以上のように、建物の構造や意匠、環境を外観と機能の両面から捉えるためのポイントがこれから紹介していく5つのポイントなのです。

ファサードと建物の外形 

建物の印象として一番インパクトのあるものは、やはり建物の外形です。建物の外形からファサードについて考えてみましょう。

屋根の形状 

屋根の形状にはいくつかのパターンがあります。モダンですっきりとした印象のフラット屋根、スタイリッシュで個性的な片流れ屋根、スタンダードで落ち着いた切妻屋根などです。

フラット屋根は屋上のスペースを有効活用できて掃除も楽ですが、断熱性が低く室内温度が上がりやすくなります。

片流れ屋根は屋根裏のスペースが広く窓を高い位置に設置できるので部屋が明るくなります。ただ、風には弱いので台風対策が必要でしょう。

切妻屋根はコストが安く、水はけや換気性も良いのですが、妻や破風板の劣化には注意が必要です。

屋根の形状には様々ありますので、それぞれのメリット・デメリットを把握して設置しましょう。

窓の大きさと数 

窓が大きく数が多い建物は、実際より大きく見え開放感もあり、適度な日差しは室内環境を良好にします。逆に、窓が少ない家はシンプルな印象になることが多いようです。

窓は換気の要ですが、セキュリティやプライバシーの面でも重要になります。位置や数については周辺環境や隣家との関係を考慮してください。人が簡単に進入できない引き違い窓やスリット窓、小窓などを多用しましょう。

外壁の素材感 

建物の大部分を占める外壁の素材感も、ファサードの印象を左右する大切な要素の一つです。

ここでは、モルタル塗りとタイル、サイディングについて見てみましょう。

モルタル塗りは外壁の表面をコテなどで様々な表情に仕上げることができます。

タイルはエクステリアでよく見かけますが外壁にも使用され、豊富なデザインや種類があり、シンプルなものから高級感を演出するものまで多種多彩です。

今最も注目されているサイディングは、金属や木質、窯業系までありスタイリッシュでシンプルなファサードを構成することができます。

外壁は常に雨風に晒されるものです。導入時のコストだけでなく、耐久性やメンテナンス、ランニングコストなども考慮し慎重に選びましょう。

ファサードと住みやすさ 

住宅は、住む人にとって満足できる外観と住みやすさの両立を目指すべきです。住み始めて一定期間が経過するとリフォームが必要になることもあります。ファサードと安全性・エネルギーコスト・快適さの関係を大まかでも把握しておきましょう。

防災・耐震などの安全性 

火災が起きた場合、被害を最小限に抑え、近隣への被害拡大を防がなければなりません。そのための燃えない外壁・床材に注目が集まっています。

その一例が、ALC(軽量気泡コンクリート)です。火に強いだけでなく断熱・遮音の効果もあり、木造の構造体にも負担の少ない軽い外壁材として高い評価を得ています。

耐震関連では、建物の外壁面に制振部材(エネルギー吸収部材)とルーバー・ガラスを組み合わせる改修手法が、外観と耐震を両立させるものとして注目されています。

エネルギーコストの効率化

真夏の日射しの室内への侵入は、エネルギー消費を増加させ室内環境に大きな影響をもたらします。その対応として、南に面した外壁に傾斜をもたせる、上部に庇を設けて日射を遮断するなどの対策がとられています。

また、屋根に、デザイン性の優れた瓦一体型や据置き型の太陽光パネルを設置し、ファサードを損ねることなくエネルギーを創り出すことが一般的となってきました。

高気密・高断熱で電力のロスを防ぎ、電気自動車を含む省電力設備と太陽光パネルによる発電を組合せることが、今後のエネルギーコスト効率化の主流になると考えられているのです。

空気・熱・光・音について 

現在、ファサードと快適な室内環境の両立を考えるときに、ダブルスキンという手法が検討されるようになってきています。

ダブルスキンとは、建物外壁の一部または全面をガラスで覆う建築手法です。外壁とガラス、ガラスとガラスとの間にできた空間を利用することにより、空気・熱・光・音を調節します。ダブルスキンの中に外付けブラインドが使用されることもあります。

浮力による自然換気を利用しながら、冷気や熱を調整すると同時に、遮音や遮光の効果も期待できるのです。

つい最近まで、高層ビルにしか使われていなかった技術が、一般住宅にも浸透しつつあります。

ファサードとインテリア 

これまでインテリアというと室内の内装や家具、照明というイメージがありました。現在では、玄関やバルコニー、間接照明などファサード全体にまで広がりを見せています。特に、ファサードがアイキャッチとして集客に影響する店舗ファサードが注目されてきました。

この流れを受けて一般住宅にもファサード全体をインテリアとみなして、おしゃれで飽きにくく、住む人の人柄も表すようなファサードが求められるようになっているのです。

内装やインテリアとの関連 

例えば、飲食店のファサードは、入店しやすく、店内の衛生的で落ち着ける雰囲気や、提供される飲食はさぞかし美味しいものだろうと想像させることが求められるでしょう。

一般住宅でも、屋内外のインテリアに統一性やバランスが求められるようになり、屋内のインテリや内装、住み心地を反映させるようなファサードが意識されるようになっています。

エクステリアとのバランス 

建物のファサードは、建物周りの外構やエクステリアとのバランスも考慮する必要があります。玄関から通りまでのアプローチの景観や雰囲気、門扉やフェンスの素材や高さは、建物のファサードと密接につながっています。

開放感を意識したいのか、堅牢なセキュリティ性をアピールしたいのかで全体的なファサードのイメージが左右されます。また、個性的なデザインで主張するか、スタンダードを追求するかで、選ぶ建材の形状や材質、色目まで違ってくるものです。

そういうとき、相談しやすく、施主様の意向に沿った施工のできる、実績と信頼性のある専門業者を選ぶ必要があるでしょう。

デザインと機能性の両立 

人の導線や収納を意識するのが重要な室内のインテリアと同じように、ファサードにおいても

デザインや雰囲気とともに機能性が住み心地を決めていきます。

建売住宅を購入し年数が経過してくると、バリアフリーを整えたい、車や自転車のためのスペースを広げたい、リビングガーデンや日曜大工を始めたいなどの要望がでてきます。

ファサードのデザイン性を損なわない、機能性の向上を目指しましょう。

ファサードと周辺環境 

わが家のファサードを考えるとき、周辺環境との調和も意識したいポイントです。

特に、建物が密集しているような場所では、個性的なデザインと街並みの調和が必要でしょう。周囲と同じデザインにするという意味ではなく、つながりを意識してほしいということです。軒や塀の高さ、植栽の位置や大きさなどのバランスを検討してみるということになります。周囲からあまりにかけ離れてしまうと、せっかくのファサードを損なうことになりかねません。

ファサードとプライバシー 

ファサードとプライバシーの関連を考えるとき、一番のポイントは、外からの視線をいかに自然に遮るかです。

玄関や窓など外からの視線が集中する開口部に奥行きをもたせる、手前にスリットフェンスや門柱、樹木を植えるなどが考えられます。アプローチの照明や建物を照らすアッパーライトなども効果的でしょう。

プライバシーの保護を目的とした作工物を、ファサードに溶け込ませることを意識してください。

まとめ 

ここまで、ファサードという切り口から、一般住宅の外観と機能性の関係について見てきました。

ファサードという言葉は、建物や外構全体を統合した象徴的な意味をもつものだと理解していただけたのではないでしょうか。

わが家のリフォームやエクステリアの後付け工事を検討されるときの参考にしていただけましたら幸いです。

また、検討が確定に変わった際にはぜひnex株式会社にご相談ください!

あなたのイメージしたファサードを形にします!

それでは今日はここまで。

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